締め切りや諸々の仕事の中、写真展挨拶文を書き上げた。
いの一番にこのブログで紹介します。 『QUESTION』写真展に寄せて 今まで見たことも無い写真展をやろうというのが我々のスタートでした。 会期中に女優さんに来てもらい、スタイリングや撮影風景など、 実際に見せてしまおうとか、 今までになかった試みを行い、会場にいる間だけでなく、 見終わってからも鑑賞が続く、そんな写真展にしようと話し合いました。 左の写真に写っているメンバーがその発起人たちです。 打合わせを重ね、写真展のコンセプトを「QUESTION」= 問いかけ、と決めました。 「こんなのどう?」と投げかけ、その答えを来場者に見つけてもらう試み! 写真展のタイトルも、同じく『QUESTION』と決めました。 『QUESTION』で展示している写真は、「NY」と「屋久島」、 その2つのエリアを結ぶ「女優」たちです。 脈絡のないように思える3つのテーマ、これを同時に展示することにしたのには 理由があります。大自然の森やコンクリートジャングルといわれる大都会、 その中で生きる私たち。 人間にとっての利便性や経済性を求めた形がNYという大都市だとしたら 屋久島は、動、植物にとっての快適を求めた島です。 違う進化を選んだ経済都市と植物の島 けれど、この2つには同じ時間が流れています。 その中で暮らす私たち。 そこに暮らしながら、もう片方の世界を考えることが出来る人は 心優しき人です。思慮深き人です。 「今、あなたが見ている夕日は、よその国の朝日である」 誰かに教わったフレーズがずっと頭の隅から離れません。 立ち位置の違いで、まったく異なって見えてしまう風景。 “真実”と“事実”の違い。真実は一つ、事実は人の数だけ。 NYと屋久島、それを結ぶ女優たちのゾーン そこを行き来してもらい、 日々生きているその瞬間、もう一つの時間が、確実に流れていることを 感じてもらえれば幸いです。 テラウチマサト 是非見に来てね!待っています。
by masatoterauchi
| 2006-07-29 02:26
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